すこやか10周年

ちょこネット

2011年06月20日 15:35

国領駅を南側に降りると、スーパーマーケットの「マルエツ」が入っているビルがあります。
この建物が「ココスクエア」。
この、2階にあるのが、調布市子ども家庭支援センター「すこやか」。

ついでに言うと、駅の北側にたっている大きなビルが「コクティ」。
ここにあるのが調布市市民プラザ「あくろす」。
でもって、その2階にある自由スペースが「はばたき」。

この名称をすべて間違えずに使い分けることができるなら、初めてアナタは調布市民と認められるでしょう。
…というのは、もちろん冗談です。
なんか話をややこしくしてしまいました。

「すこやか」が今年10周年なんだそうです。
子ども家庭支援センターというのは、都のページによると今や各地に設置されていますが、すこやかができたころは、これからというところが多く、各地から視察者が訪れたときいています。

すこやかのサービスは多岐にわたります。
親子で遊べる広場、一時預かり、健康・育児・虐待相談、育児関連講座、家事ヘルプなどなど。

今年2月に実施したちょこネットの「井戸端会議」で、子育て支援課の人が教えてくださったのですが
相談件数だけみても、平成21年度には1万2662件あったそうです。
だれかに相談するってことが苦手な私にしてみると、これは驚きの数字でした。
でも、私みたいなのもいるから、もっともっと相談したほうがいい人、潜在しているんじゃないかな~。

この記念すべき年に、「すこやか」の施設長に就任したのが諏訪部千秋さんです。
今日は、ご本人に許可を得まして、調布市が発行するメールマガジンに掲載された諏訪部さんのメッセージを紹介いたします。



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調布市子ども家庭支援センターすこやか施設長
諏訪部千秋さんのメッセージ


「子ども・すこやか・昔子どもだったおとなに」

 
この春からすこやかにきて、私は時々見回りを兼ねて、赤ちゃんや幼子の笑顔を見て元気をもらうためにセンター内を歩きます。

先日、にこにこと赤ちゃんを抱いていたお母さんの隣に座り、「わらべ唄の顔遊びを一緒にうたいましょう」とお話ししたところ、その方が中国の方だとわかりました。
「中国でもわらべ唄はやはりありますよ」と、中国の唄をうたってくれました。
素朴な抑揚、暖かで穏やかな響きやリズムがあり、やさしい時間が流れました。
お母さんが、赤ちゃんの目や鼻やおでこをチョンとつつくと赤ちゃんもうれしそうにクックと笑っていました。
思わずお母さんと二人で顔を見合せて笑いあってしまいました。
赤ちゃんが初めて出会う顔遊びの「いないいないばあ」が、世界中にあるということもうなずけました。
「同じくらいのお子さんのいるママ友がほしい」とのご要望で、すこやかの交流事業を紹介しました。

またある日は、「困ったときにすこやかに行けば誰かが助けてくれる。おしゃべりできる誰かがいる。そんな素敵な場所があったから双子も育てられた。大変なことも乗り越えられた」と、すこやかを長く利用しているお母さんから嬉しい言葉をいただきました。

すこやかは、今年で満10歳を迎え、楽しい10周年記念事業もただいま計画中!
100万人の入館者記念セレモニーもこの夏に実施できそうです。
どうぞお楽しみに!

子育ての時期、親が子を守るように、
親子が日常生活を安心して過ごせるよう、すこやかは応援しています。

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(すぎやまゆうこ)


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